Xperia 1 II カスタムROM編
こんばんは。
今回はカスタムROMと呼ばれる物を導入していきたいと思います。
今回使用させてもらったカスタムROMはこちら。
バージョンは書いてある通りandroid12になります。
一応最新版です。
しかしビルドはAlphaなのでバグが残っていたりするかも知れないので注意が必要です。
では解説を。
ブートローダーのアンロックについてはroot化で書きましたのでそちらを参考にして下さい。
ブートローダーをアンロック出来たらコマンドプロンプトを開きます。
ここでパスが通っていない場合、Cドライブ直下にADBがある場合。
①set path=C:\ADB
と入力します。
これでADBコマンドとfastbootコマンドが使えます。
まずスマホの電源を切り、ボリュームアップキーを押したままUSBケーブルを接続します。
電源が点いたままの端末は
adb reboot bootloader
を実行しましょう。
Xperiaの右上にあるLEDが青色になったら以下のコマンドを入力します。
fastboot reboot fastboot
すると赤い文字で FASTBOOTD と表示されます。
ここで注意なのが、説明されていますが上記のコマンドを実行した後<waitting for any devices>と表示されっぱなしになっている場合ドライバーがインストールされていません。
Windows10(筆者の環境だと11です)でスタートメニューから電源ボタンを押し、再起動にカーソルを合わせシフトを押しながら再起動します。
その後青い画面が出てきますのでトラブルシューティング→詳細設定→スタートアップ設定→再起動→テンキーの7を押します。
Windowsがドライバの署名なしでインストール出来る状態で立ち上がるのでデバイスマネージャーを開き、USB接続されたままのXperiaをなでながら、デバイスマネージャーを見るとPdx203_jpと言うデバイスが警告マークを付けて現れているかと思われます。
それのプロパティを開きドライバタブを選択。
ドライバの更新を押し、コンピューターを参照してドライバを検索を押します。
さらにコンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択しますを選択。
Sonyを選択し、Flashboot(名前を忘れた)と入っているのを選択して完了。
ドライバをインストールするとXperia 1 IIのFASTBOOTDでfastbootコマンドが使えるようになります。
ここで重要なのがFASTBOOTD以外で決して以下のコマンドを打たないで下さい。
文鎮化します。
ダウンロードしたOSを解凍し、コマンドを実行します。
fastboot set_active a
fastboot flash boot_a boot.img
fastboot --disable-verity --disable-verification flash vbmeta_a vbmeta.img
fastboot --disable-verity --disable-verification flash vbmeta_system_a vbmeta_system.img
fastboot erase metadata
fastboot flash system_a system.img
fastboot flash product_a product.img
FASTBOOTD以外でこのコマンドを実行すると
fastboot erase metadata
fastboot flash system_a system.img
fastboot flash product_a product.img
で失敗し、文鎮化です。オタッシャ充填です。
最後に
fastboot erase userdata
これでカスタムROMの導入は以上になります。
Magiskを導入し、root化する場合は”このOS”のboot.imgを内部orSDカードに移しましてMagiskでパッチ処理をします。
その際に前回説明したUnpackimgなどの処理は必要無いです。
そのままboot.imgを焼いて下さい。
fastboot flash boot_a magisk_patched~~.img
以上でカスタムROMとroot化の導入は終わりです。
Felica等のおサイフケータイ機能と一部機能は使えなくなりますので注意が必要です。(今更)
おサイフケータイの場合はWena3を買えば解決ですね。
ではサラダバー